日もだんだんと長くなり少しずつ春の訪れを感じるこの頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
ワン・ブリッジ町田 就労シミュレーション 広報部です。
先日、2月8日 火曜日、特別プログラムが開かれました。
タイトルは「ビジキャリ」です。
このプログラムは、普段私たちが経験している「ビジネスマナー」と「キャリア支援」が合
わさったものでした。講義を担当されたのは落合支援員と高橋支援員です。
講義を受けた内容をご紹介します。
まず、前半は「ビジネスマナー」から、「欠勤」に関してのマナー講座です。
副題は、「会社って、そんなに簡単に休めるもんじゃないよ」です。
「欠勤」というのは契約における労働提供義務の不履行です。
したがって減給、欠勤控除の対象になります。(例外:完全月給制などの雇用形態)
しかしながら有給休暇やその他の休暇制度を利用すれば控除されません。
病気や家庭の都合などでやむを得ず「欠勤」しなくてはいけないこともあるため、これらの制度を知っておく必要があります。
有給休暇制度は欠勤日に関しても給与が発生する制度です。
有給休暇をすでに使ってしまった人や新入社員などの理由でまだ付与されていない場合でも上司や担当者に相談するといいようです。会社によっては次の有給休暇分から振り替えてくれるところもあります。
次に「欠勤」による会社への影響を考えます。
「欠勤」は本来いるはずの人間がいないわけですから、会社に迷惑がかかります。
そのため、やむを得ず欠勤する場合でも周囲への配慮が必要です。
最もNGなのは無断でやり過ごすこと。
どのような事情があるにせよ、始業前に電話で連絡することが基本です。
会社を休む際の連絡は直属の上司へ行うのが基本です。
連絡のタイミングは始業時間の10~15分前がベストです。
内容としては、休む理由や今の仕事の状態を報告し、必要な引継ぎなどを行い、また、出社できる目安を伝えます。
ここで気を付けないといけないことは、休みの連絡をする姿勢です。
「休みの許可をいただく」というスタンスを取るようにしましょう。
講義の後半は、「キャリア支援」から「企業が求める人材とは?」です。
障がい者雇用において企業が求める人材とは、
・生活リズムが整っている事
・挨拶などビジネスマナーが身についている事
・自分で体調・服薬管理ができること
・報告・連絡・相談ができること
・障がい受容ができていること(説明ができること)
・コミュニケーション能力
・仕事に対する熱意
これらの事が挙げられます。
そのうち「生活リズムが整っている事」と「自分で体調・服薬管理が出来ること」について今回取り上げます。
なぜ普段からの生活リズム・体調管理が大事か。
それは安定して働けることを証明するためです。
では、なぜそのような証明が必要なのか。
それは企業が定着率を重視しているからです。
現状では就職して1年以内に離職してしまう方が一定数おります。
(ワン・ブリッジ町田ではそうならないように定着支援などをきちんとやります)
これでは、企業としては法定雇用率を満たせないため、遅刻・欠勤せず、
毎日ちゃんと勤務できる安定した人を求めます。
PCスキルやコミュニケーション能力など、どんなに優秀な人でも、安定して働けなければ採用したくはありません。
これを逆に言えば、「安定して働けること」を証明できれば、採用の可能性は高くなるということです。
ではどのように証明すればいいのでしょうか。
それは安定して働ける「事実に基づいた根拠」を伝える必要があります。
そのキーワードとしては、
・「就労移行支援事業所に週五日終日安定して通所できている」
・「直近6か月の通所率は98%以上」
また、企業実習に参加し、担当者に評価をいただくことも大事です。
最後に、私がこのプログラムを受けた感想としましては、日々安定して通所し、トレーニングを積むことが、就労においてどれだけ大切か、ということが身に染みてわかりました。
これからも継続して体調管理などに努め、トレーニングに励みたいと思います。
以上、特別プログラム「ビジキャリ」についてお伝えしました。いかがでしたか。
これからも広報部では、特別プログラムのご報告などのブログをあげていきたいと思います。それでは、皆様、よい週末を。
ワン・ブリッジ町田ではこれからも様々なイベントを開催していく予定です。
興味のある方は是非、一度遊びに来てください!見学・体験者募集中です(‘ω’)ノ
それでは、皆さん
お元気にお過ごしください(#^^#)
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